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週刊歴研 vol.17綿栽培
2022年6月13日歴史研究同好会
以前、顧問が八女市の古墳祭りに参加した時に「ご自由にどうぞ!!」と
生垣の上に置かれていた綿の枝。
顧問はそれを嬉々として持ち帰り、部員に見せびらかしていました。
すると、自分たちでも綿を育ててみたい!という声が。
そこで綿から種を取り、栽培してみました。
もちろん綿の歴史や栽培方法についても調べ、発表しました。
しかし、コロナ禍で綿を植える時期がちょうど休校となってしまいました。
うまく育つか不安でしたが、チャレンジしてみました。
種を植えて1週間ほどで芽が出てきました。しかし日当たりなのか全く芽が出ないものもあり。
芽が出たものは3か月ほどで青々と葉が茂りました。初めて見る綿の花はとてもかわいい!
花の色ははじめ白く、だんだんとピンクになっていきました。
花が枯れたところにまん丸とした実がなり始めました。
途中、台風で枝が倒れたり、葉巻虫という虫に葉がほとんど食べつくされてしまったりとトラブル続出。
たった5本ほどのお世話でもとても大変だったので、昔の人たちの苦労は想像以上でした。
11月に入ると綿ができ始めました。しかし寒くなってきたためか5つほどしかできず…
やはり植え付けの時期が遅かったため暖かいうちに綿になることができなかったようです。
いつ収穫しようかと相談しているうちにオミクロン株が流行し、またもオンライン期間に…
収穫を先延ばしにしていたら、なんと寒さのなかでも頑張って成長しつづけ、
年明けにはたくさんの綿がなっていました!!自然の力を感じ、部員もびっくりでした。
オンライン期間が終われば部員みんなで収穫し、糸紡ぎと機織りに挑戦したいと思います!