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第3回下鴨神社杯「たんぼラグビー in 京都洛北・静原」 6月8日(日) 

2025年6月13日学校ニュース

 

京都市にある下鴨神社が主催する「たんぼラグビー in 京都洛北・静原」に、ラグビー部の留学生ミリーさんとルーシーさんが招待されました。 

 

下鴨神社は、1994年(平成6年)に「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録された由緒ある神社です。境内にある雑太社(さわたしゃ)には、「関西ラグビー発祥の地」であることを示す石碑「第一蹴の地」があり、ラグビー神社としても親しまれています。 
 

会場となった京都市左京区の静原町は、自然豊かな里山です。昨年の夏には、静原の子どもたちがミリーさんとルーシーさんの母国・フィジーを訪問しました。二人の学校や村を訪れ、学校交流やホームステイを通して、現地の生徒や先生方、また家族や親せきとの交流を深め、フィジーの文化や生活に触れる貴重な体験をしました。 
 

その事前研修として、静原の子どもたちはオンラインで本校のミリーさんとルーシーさんと交流をしており、今回のご招待はそのご縁がきっかけとなっています。 
 

当日の大会には、小学生やママさんチームを含む20チーム・約170人が参加しました。泥だらけになりながらラグビーを楽しむこの大会は、終始笑いと歓声に包まれた楽しいイベントとなりました。 
 

初めて田んぼに入ったミリーさんとルーシーさんは、最初はその感触に戸惑っていましたが、試合が始まるとすぐに泥まみれになってボールを追いかけ、全力でプレーしていました。その姿に、参加者たちからも大きな注目が集まり、たちまち人気者になりました。 
 

ぬかるんだ田んぼでは思うように動けず、かなり体力を消耗するので、二人にはあちこちのチームから「助っ人に来て~!」という声がかかり、大活躍でした。特に、小学生チームでは、以前フィジーを訪れた子どもたちと再会し、楽しい時間をともに過ごしました。 

頑張った二人は「泥んこ賞」のトロフィーとMVPのメダルをいただきました。 

 

夜には、子どもたちと一緒にバーベキューや流しそうめん、スイカ割りなどを楽しみながら、さらに交流を深めました。静原の子どもたちがフィジーを訪れたときに、ルーシーさんのおばあちゃんから預かった手作りの首飾り「サルサル」も、この場で手渡されました。また、子どもたちの家にホームステイをさせていただき、さらに仲良くなりました。 
 

「たんぼラグビー」のテーマは「RUGBY OPENS MANY DOORS(ラグビーが多くの扉を開いてくれる)」。まさにその言葉どおり、ラグビーを通じて人と人がつながった、あたたかくて楽しい一日となりました。 

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