筑紫台高等学校

「高尾時流 選手がコベルコ神戸スティーラーズの躍進に貢献！ 」

日本ラグビー最高峰の「ジャパンラグビーリーグワン」2024-25シーズンで、本校ラグビー部卒業生（建築科）の高尾時流（たかお しぐれ）選手が、所属するコベルコ神戸スティーラーズの3位入賞に大きく貢献しました。 

プロップとして活躍する高尾選手は現在28歳、リーグワンで通算49キャップ（出場数）を誇るベテラン。身長178cm、体重110kgとプロップとしては決して大柄ではありませんが、低い重心と長年の経験に裏打ちされた高い技術で、スクラムの最前線で背番号「1」を背負い、チームの要として圧倒的な存在感を示しました。 
相手チームからの激しいプレッシャーの中でもスクラムを安定させ、攻撃の起点を作り出すなど、スティーラーズのフォワード陣全体の安定感を高めました。 

 
【シーズン終盤からプレーオフでの活躍】 
　シーズン終盤、チームが調子を上げ激戦を勝ち抜く中で、高尾選手はフォワードの最前線で安定したプレーを披露しました。 

特にプレーオフトーナメントでの活躍は目覚ましく、上位進出には欠かせない存在でした。準々決勝の静岡ブルーレヴズ戦、そして準決勝の東芝ブレイブルーパス東京戦と、強豪相手に連続でスターティングメンバーとして出場し、首脳陣からの厚い信頼に応えました。 

残念ながら準決勝で惜敗したものの、3位決定戦にも先発出場。厳しい試合展開の中、スクラムや接点での激しいプレーでチームを鼓舞し、勝利に貢献しました。 

高尾選手の献身的なプレーは、コベルコ神戸スティーラーズが上位に進出する上で不可欠であり、今シーズンの活躍はチームにとって大きな財産となりました。