筑紫台高等学校

本校では、「人・動物・環境の健康はひとつにつながっている」という**ワンヘルス（One Health）**の考え方をもとに、中庭の花壇整備を進めています。

工業技術科の生徒が製作した東屋「心和亭（しんわてい）」では、生徒や教職員が、四季折々の花や緑に囲まれた穏やかな環境の中で、心を和ませながら過ごすことができます。

緑に触れることで心身のリラックスやストレス軽減を促し、健康を支える空間づくりを目指しています。また、植物の手入れや観察を通じて、自然との関わりや季節の移ろいを感じ、生態系や持続可能な環境づくりへの理解を深める学びの場にもなっています。

さらに、学園祭や卒業式などの学校行事に合わせて花壇の美化活動を行い、来校される皆さまを温かくお迎えするとともに、生徒が学校への愛着と誇りを育む実践的な教育活動としても展開しています。

2025年8月8日　古いツツジが花壇に植わっていました

2025年9月16日　ボランティア同好会・美化委員が花壇の土入れ、花の植え付けを行いました

2025年10月27日

植え替えた花が元気に根付き、ケイトウ、ニチニチソウ、ヒャクニチソウ、アキランサス、ガーベラ、ペンタスなどが彩り豊かに花壇を飾っています。

毎日の水やりや除草などの手入れは、3年5組の生徒が清掃時間に丁寧に行ってくれています。

2025年10月27日　秋の七草のひとつ、フジバカマ。この花は、数千キロを旅する蝶「アサギマダラ」が特に好むことで知られています。今年はまだ株が小さいですが、来年には蝶が訪れてくれるような立派な株に成長してくれることを楽しみに見守っています。